イケアが肉や卵を一切使わず開発した、100%植物由来のひき肉 VÄRLDSKLOK(ヴェルドスクロック)が新発売!早速試してみることにしました。

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VÄRLDSKLOK プラントベースひき肉

「VÄRLDSKLOK(ヴェルドスクロック)」は、ベースにエンドウ豆のたんぱく質を使用している「エンドウ豆由来プロテインミンチ」です。食品表示ラベルに書かれている名称は、冷凍エンドウ豆加工品。

原材料:エンドウ豆たんぱく、じゃがいも、フライドオニオン、植物油脂、たまねぎ加工品、じゃがいもフレーク、乾燥にんじん繊維、じゃがいもでん粉、マッシュルーム濃縮物粉末、食塩、トマト粉末、レモンジュース濃縮物、黒胡椒/増粘剤(メチルセルロース)、香料

まずは自然解凍

早速、袋を開けて中を見てみました。ひき肉のような細かい形状かなと想像していたので、ちょっと意外な見た目です。イケアの同シリーズのミートボールなどと同じ匂いがします。

調理方法のところに、

“お好みの量で室温下で30分ほど解凍してください(電子レンジで解凍しないでください)”

と書いてあったので、そのとおりに、自然解凍。徐々に、代替肉っぽい感じになってきます。ひき肉というよりは、粗目に切ったチキンのようにも見えます。乾燥の大豆ミートなどと違って、しっとりジューシーな感じですね。

そのまま炒めると・・・

まずは、挽肉風の形状を生かして、こねずに炒めてみます。

ドライカレー風にしてみました。本物のひき肉のようにホロホロにはなりにくく、噛んだ時の弾力、旨味の再現まではちょっと難しいですが、見た目はまぁまぁ?ガパオライスなどにしてみても良いかもしれませんね。

トマトソースと合わせて、定番のミートソースにしてみました。

やはりどうしても食感が柔らかすぎるかなぁ、、という感じではありますが、美味しくできあがりました。トマトの酸味、ガーリックや唐辛子などで、代替肉っぽい匂いもきにならなくなりました。

成型してみる

成型むきだなと思ったので、ハンバーグを作ってみることにしました。

しっかり解凍するとかなり柔らかくなります。ちょっとまとめるだけでも簡単に成型ができます。ひき肉感を残したいのですが、こねなくてもしっかり練った感じになります。それがちょっと欠点といえば欠点ですが、つなぎなどを入れなくてもしっかり形を作れるのはいいですね。

ちゃんとハンバーグっぽくしたいので、炒めた玉ねぎなどを加えてみました。

お好みの野菜やキノコなどを炒めて混ぜると、より本物っぽさが増しますね。あとは普通のハンバーグ同様フライパンで焼くだけ。見た目は完璧です!

キヌアや雑穀などを入れたら、ひき肉のしっかりとした食感がプラスされそうです。色々な食材と合わせてアレンジしてみる価値ありですね。

この記事を書いた人

米澤文雄シェフ

ORGANIC PRESS 編集部

『ORGANIC PRESS』は、オーガニック業界の魅力やトレンドを発信する情報サイトです。オーガニックに携わる企業や団体、店舗や生産者の皆様より発信される最新情報を中心に、オーガニック&ナチュラルに特化した情報を展開。売上向上のためのヒントや実務に役立つ情報、業務に直結する有益な最新情報など、オーガニック業界に役立てていただけるような視点でコンテンツをご提供しています。

ORGANIC PRESS 編集部スタッフが実際に試してみて、「実際のところどうなの?」という感想やレビュー等をご紹介。プラントベースやヴィーガンを通して“オーガニック”を選択肢のひとつとして取り入れてもらえたら・・・。この記事がきっかけとなり、サステナブルな未来への小さなアクションにつながれば、嬉しく思います。

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