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植物生まれのチーズ ブロック スモークタイプ

Violife(ビオライフ)「植物生まれのチーズ ブロック スモークタイプ」は、その名のとおり、乳製品やナッツを使用せず、ココナッツオイルを主原料としたプラントベースチーズ(ヴィーガンチーズ)。ギリシャ発のブランドで、世界50か国以上で愛されています。日本ではJ-オイルミルズさんが輸入者で、2021年9月に日本上陸!公式オンラインショップでも購入できるようになって、より手軽に入手が可能になりました。

商品名に“植物生まれのチーズ”とありますが、さらに日本語で「乳製品のチーズではありません。」と注意書きがあります。Violifeのロゴ下に、100%Veganの文字。ラベルの左下にはVeganの認証マークもあります。日本では、まだこれくらい念には念を入れておかないと、乳製品のチーズと混同されてしまうということなのかもしれません。

容器に一工夫あり

フィルムを剥がしていきます。開け口部分に“再封可能”と書いてありますが、なるほど、試して納得。一度取り出したあとくっつくんです!

よくある、スライスハムのプラの容器は一度剥がすとくっつかないのですよね。一度で食べきらない場合は、別の容器に移したりラップで包んだりしなければならないですが、これは便利。余計なごみが出ないから、エコですよね!

日本ではおなじみのブロックチーズのかたち、円形を6等分した扇形のチーズをイメージしましたが、こちらは丸形のまま入っています。カンペキな丸ではないところが、おおらかな感じがして好きです。個包装ではないので、ここでも余計なごみが出ませんね!

食べやすいサイズに切って、いただきます!8等分くらいで、ちょうど良さそうです。

まるでチーズ!

食感も、味も、まるでチーズ!本物のチーズの方がもう少し脂肪分が多くて柔らかいかな?と思いますが、言われなければ、きっとこれがプラントベースだとは気づかれないレベルだと思います。加熱などせずに、そのまま食べられるのも手軽で良いですね。いわゆる「代替食品」となると、健康のため、環境のため、我慢している部分も少なからずある、という印象ですが、満足感そのままに食事を楽しむことができます。

スモーク風味なので、ナッツなどと一緒にお酒のおつまみにもぴったり!そのまま食べても十分美味しいのですが、色々なお料理にも使えます。ダイス型に切って、サラダの具材としてプラスしてみましたが、乳製品のチーズと比べても遜色ない味です。

アレルギー物質(特定原材料等)28品目不使用なので、これらにアレルギーがあってチーズを食べられなかった方も、食の楽しみ方や選択肢が増える、というのはうれしいですね。

原材料:ココナッツオイル、でん粉、食塩、オリーブエキス / 加工でん粉、香料、カロテン色素、ビタミンB12

この記事を書いた人

米澤文雄シェフ

ORGANIC PRESS 編集部

『ORGANIC PRESS』は、オーガニック業界の魅力やトレンドを発信する情報サイトです。オーガニックに携わる企業や団体、店舗や生産者の皆様より発信される最新情報を中心に、オーガニック&ナチュラルに特化した情報を展開。売上向上のためのヒントや実務に役立つ情報、業務に直結する有益な最新情報など、オーガニック業界に役立てていただけるような視点でコンテンツをご提供しています。

ORGANIC PRESS 編集部スタッフが実際に試してみて、「実際のところどうなの?」という感想やレビュー等をご紹介。プラントベースやヴィーガンを通して“オーガニック”を選択肢のひとつとして取り入れてもらえたら・・・。この記事がきっかけとなり、サステナブルな未来への小さなアクションにつながれば、嬉しく思います。

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