VIVOOオーガニックチョコレート

イタリア発VIVOO(ビボー)社のオーガニックチョコレート。なんと、カカオ100%とか、73%、ヘーゼルナッツ入りなど、種類はいくつかあるのですが、今回は「オーガニックローチョコレートカカオ93%&プロバイオティクス」を試してみました。

一般的なチョコレート作りではカカオ豆を焙煎するなど、熱を加えるのが一般的ですが、このオーガニックチョコレートは、RAW仕様。すべての工程が48℃以下で行われています。カカオ豆の品種にもこだわり、希少な「クロリオ種」「アリバ種」を使っているそう。非加熱だからこそ、熱に弱いデリケートな栄養成分も失われにくく、カカオの風味や美味しさが味わえます。

パッケージには、ユーロリーフが。もちろん、有機JAS認証も取得しているオーガニックローチョコレートです。乳製品も使用していません。多くのチョコレートは、工場で乳製品を使う可能性もあるので、本品がヴィーガン仕様であってもコンタミの表示で乳成分について明記されることが多いもの。こちらはコンタミ表示もなくパッケージにもVEGANの文字が。プロバイオティクス入りですが、乳酸菌も植物由来のものが使われています。

◎ORGANIC(オーガニック)
◎RAW(ロー)
◎VEGAN(ヴィーガン)
◎GLUTEN FREE(グルテンフリー)
◎PROBIOTICS(プロバイオティクス)

5拍子揃ってる!?

93%の高カカオであることも入れたら、6拍子になりますね!

刻印も個性的

中のチョコレートを出してみました。刻印が印象的!社名のVIVOOの文字の中に、RAW、VEGAN、GLUTEN FREE、BIO(ORGANIC)、の文字が書かれ、よく見るとBIOの中にユーロリーフまで刻まれています。

気になるお味は?

まず、カカオの含有量。93%とかなりの高カカオだから、苦くて食べづらいかな?と思ったら、まったくそんなことはなく、美味しく食べられました。チョコレートの厚みは薄めだからか、あっさりと感じて食べやすいです。

チョコレートに含まれるカカオポリフェノールは、強い抗酸化作用を持つ成分として美容や健康に良いのはもう誰もが知るところ。1日当たりのポリフェノールの適切な摂取量の目安は明確ではないですが、美味しいチョコレートを食べることで摂れるならうれしい限りですよね。

とはいえ、すべてのチョコレートがが健康的というわけではないですから。

ちなみに、このチョコレート1枚(30g)あたりのカカオポリフェノール量は、1200mg。白砂糖ではなく、有機ココナッツシュガーを使っています。さらにプロバイオティクス入りというのもうれしい!

甘めのチョコレートって、ついつい食べ過ぎてしまいがちですが、高カカオのチョコレートはひとかけらで満足しちゃうから、不思議です。「オーガニックローチョコレートカカオ93%&プロバイオティクス」は、おやつにというよりは、朝起きてからコーヒーと一緒に一口食べたいなと思う、健康的で美味しいチョコレートだと思います。

この記事を書いた人

米澤文雄シェフ

ORGANIC PRESS 編集部

『ORGANIC PRESS』は、オーガニック業界の魅力やトレンドを発信する情報サイトです。オーガニックに携わる企業や団体、店舗や生産者の皆様より発信される最新情報を中心に、オーガニック&ナチュラルに特化した情報を展開。売上向上のためのヒントや実務に役立つ情報、業務に直結する有益な最新情報など、オーガニック業界に役立てていただけるような視点でコンテンツをご提供しています。

ORGANIC PRESS 編集部スタッフが実際に試してみて、「実際のところどうなの?」という感想やレビュー等をご紹介。プラントベースやヴィーガンを通して“オーガニック”を選択肢のひとつとして取り入れてもらえたら・・・。この記事がきっかけとなり、サステナブルな未来への小さなアクションにつながれば、嬉しく思います。

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