プラントベースミートだけじゃない!いよいよ“プラントベースシーフード”が日常の食卓に並ぶ時代に。100%植物性の代替シーフード「OMNIツナ(オムニツナ)」、試してみました!

便利な缶詰

従来の代替肉関連商品は、乾燥タイプか、冷凍タイプかがほとんど。缶詰タイプを製造してるのはごく一部のメーカーさんだけで、それもひき肉タイプなど素材系の他、ソーセージやミートボールなど、“肉”の形状を工夫したもの。魚であるツナの代替食品は画期的!なんです。

常温で長期保存ができて、水で戻したり解凍したりする手間がかからないのが缶詰の良いところですね。

見た目はパーフェクト!まるでツナ

缶の蓋を開けてびっくり!見た目はツナそのもの!香りはちょっと、違うけど、言われなければ本物だと誰もが勘違いしてしまうほど、とにかくクオリティがすごいです。

原材料:大豆加工品、菜種油、小麦グルテン、調味料(マルトデキストリン、酵母エキス、食塩、じゃがいも澱粉、藻類油)、小麦でんぷん、香料、食塩、濃縮にんじんジュース、野菜エキス(大豆、にんじん、セロリ)、酵母エキス

ちなみに、写真の左がオムニツナで、右が一般的なツナ。むしろ、左の方が本物っぽいような???

気になる味は?

オムニツナ、気になる味の方ですが、やはりそのままではまだツナとは違います。どうしても代替肉っぽい香りがしてしまいます。そのため、サラダなどにそのまま載せるのではなく、なんらか調理するのがおすすめです。

ツナといえば、サンドウィッチ。

刻んだ胡瓜やパセリと一緒にヴィーガンマヨネーズで和え、しっかり塩コショウで味付け。

次は加熱して、チャーハンにしてみます。

こうなってしまうと、もう代替肉とあまり変わらないですね。魚らしさの風味って、どうやったら魚介エキスなどを使わずに出せるのでしょう?できるだけ化学調味料や香料などを使わずに、ナチュラルに。

見た目は完璧なので、あとは味と香りが課題ですね。でも、だいぶ、リアルに近づいてきていると思います。

今後の進化に期待したいと思います!

この記事を書いた人

米澤文雄シェフ

ORGANIC PRESS 編集部

『ORGANIC PRESS』は、オーガニック業界の魅力やトレンドを発信する情報サイトです。オーガニックに携わる企業や団体、店舗や生産者の皆様より発信される最新情報を中心に、オーガニック&ナチュラルに特化した情報を展開。売上向上のためのヒントや実務に役立つ情報、業務に直結する有益な最新情報など、オーガニック業界に役立てていただけるような視点でコンテンツをご提供しています。

ORGANIC PRESS 編集部スタッフが実際に試してみて、「実際のところどうなの?」という感想やレビュー等をご紹介。プラントベースやヴィーガンを通して“オーガニック”を選択肢のひとつとして取り入れてもらえたら・・・。この記事がきっかけとなり、サステナブルな未来への小さなアクションにつながれば、嬉しく思います。

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