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再ブレイクしそう?グルテンフリー食材

2022年3月8日(火)~11日(金)の4日間開催された、アジア最大級の国際食品・飲料展「FOODEX JAPAN 2022」。「代替食・新食材」のゾーンでは、代替肉を中心に、プラントベース関連の食材が多数紹介されていました。そんな中、再ブレイクしそう?な気配を見せているグルテンフリー。以前は米粉を使った麺くらいでしたが、低糖質ブームもあって、たんぱく質の豊富な大豆やひよこ豆、エンドウ豆を使った製品もでてきています。

▽再び脚光を浴びるか?グルテンフリーヌードル / FOODEX JAPAN 2022
https://organic-press.com/local/local-report/japan_report49/

こちらはタイのブランド、PERFECT EARTH のオーガニックライスパスタ。有機JASはもちろん、エコサート、USDAの認証もあり、既にタイ以外の海外でも展開しています。フォーやパッタイなどに使われる、白米をベースにした米麺(ライスパスタ)もありますが、玄米のもの、赤米、黒米をベースにしたものなどたくさんの選択肢があります。中にはスーパーフードのチアシードが練り込んであるものも!もちろん、すべてオーガニック&ヴィーガン&グルテンフリーです。

黒米のライスパスタ

チアシード入り、オーガニックの黒米ライスパスタを試してみました!

黒米にはポリフェノールのアントシアニンが、チアシードには食物繊維を中心にオメガ3やタンパク質など栄養が豊富。これがオーガニックでグルテンフリーというのはうれしいですね。原材料は、精米、黒米、チアシードの3つのみ。添加物等は使用していません。もちろん、オーガニックの認証マーク付きです。

沸騰したお湯で、6~8分程度茹でるだけ。好みのかたさに茹であがったら、流水でさっとすすぎます。色は、乾麺の状態より少し薄くなり、黒というより紫っぽくなります。練り込んである部分は大丈夫ですが、麺の表面部分のチアシードがとれてしまうのが、ちょっともったいない・・・。

アレンジ色々!

まずは定番のパスタで。トマトソースやジェノバソースでももちろん美味しくいただけるのですが、黒米の場合はにんにくと唐辛子のペペロンチーノ、オイル系の方がきれいかもしれません。玉ねぎとズッキーニをソテーしてあわせてみました。黄色のズッキーニが麺の色に映えてきれいですよ!

米麺というと、やはりフォーやパッタイなど温かい麺料理にしたくなりますが、意外と冷たい麺も美味しいですよ。麺を少しかために茹でるのがおすすめです。

ざる蕎麦、ざるうどんのようにしていただいてみました!麺の色もお蕎麦のようなので違和感なし。食感も良くとっても美味しい!麺つゆとの相性も良いですね。お米が原料ということもあって、和の味付けにも合います。

日本人の主食でもある“お米”を改めて見直す動きもでてきています。国産の米麺がもっと広がるといいですね!

この記事を書いた人

米澤文雄シェフ

ORGANIC PRESS 編集部

『ORGANIC PRESS』は、オーガニック業界の魅力やトレンドを発信する情報サイトです。オーガニックに携わる企業や団体、店舗や生産者の皆様より発信される最新情報を中心に、オーガニック&ナチュラルに特化した情報を展開。売上向上のためのヒントや実務に役立つ情報、業務に直結する有益な最新情報など、オーガニック業界に役立てていただけるような視点でコンテンツをご提供しています。

ORGANIC PRESS 編集部スタッフが実際に試してみて、「実際のところどうなの?」という感想やレビュー等をご紹介。プラントベースやヴィーガンを通して“オーガニック”を選択肢のひとつとして取り入れてもらえたら・・・。この記事がきっかけとなり、サステナブルな未来への小さなアクションにつながれば、嬉しく思います。

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