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異色のヴィーガンラーメン

個性的なパッケージデザインが目を引くインスタントラーメン「マイラーメン」。どこか懐かしさも感じるけど、カッコイイ、このデザインは世界中で人気を集めているクリエイター、YUSUKE HANAIさんによるものなんだそうです。

また、監修は、ラーメンオブ・ザ・イヤー受賞、ミシュラン・ビブグルマンにも2年連続で掲載のラーメン店「麺や七彩」の阪田博昭氏によるもの。

動物性エキスゼロ、化学調味料ゼロ。自然派にこだわった異色のヴィーガンラーメンです。

◎化学調味料不使用
◎動物性原料不使用
◎アルコール不使用
◎ナッツ不使用

オーガニックではありませんが、一部原料に有機原料を使用しています。酵母エキスは、有機穀物を原料とする有機酵母エキスを使用しているそうです。かんすいは、天然由来のモンゴルかん水を使用。

■乾麺(共通):小麦粉(国内製造)、食塩 / かん水
■スープ(SHOYU):食塩、酵母エキスパウダー、有機砂糖、香辛料、粉末みそ、麦芽エキス、植物油脂、メンマパウダー(一部に小麦・大豆・ごまを含む)
■スープ(MISO):粉末みそ、食塩、酵母エキスパウダー、有機砂糖、香辛料、粉末しょうゆ、ごま、昆布粉末、植物油脂 / 加工でんぷん(一部に小麦・大豆・ごまを含む)
■スープ(KOMBU SHIO):食塩、酵母エキスパウダー、有機砂糖、野菜エキスパウダー、香辛料、ごま、昆布粉末、乾燥わかめ、植物油脂(一部に小麦・大豆・ごまを含む)

袋麺だけど茹でなくていい

袋を開けると、麺、スープ、ごま油が入っています。

作り方を見てみると、

①麺を袋から容器に移し、丸形
②粉末のスープをふりかけます。
③沸騰させた450ccのお湯をかけます。
④蓋をして5分間待ちます。
⑤混ぜてからゴマ油をたらします。

と書かれています。

袋麺ですが、鍋がいらない!茹でなくても良いのですね。

※麺を3分ゆでてから、スープとごま油を入れても、美味しくお召し上がりいただけます。

袋に入っているインスタントラーメンの多くは四角のイメージがありますが、マイラーメンの面は丸型!どんぶりに入れた時にちゃんと麺がおさまるように丸型なのだと、合点がいきました。

麺が美しい!動物性エキスや化学調味料を一切使用していないスープは、あっさりと優しい。胡麻油を加えることでコクがでて香ばしい風味も感じられます。かやくの様なものはついていないので、お好みの野菜をトッピングするのがおすすめです。

デザイン性と利便性、美味しさを兼ね備えたヴィーガンラーメン

化学調味料を使用しない、自然派のインスタントラーメンは以前から販売はされていますが、パッケージに関しては一般的なラーメンのパッケージと同じ系統の、盛り付け例をシズル感ある写真で表現したものがほとんど。マイラーメンのパッケージデザインは、一般的なインスタントラーメンのイメージを一掃し、若い世代にも受け入れられるスタイリッシュなものです。スーパーだけでなく、様々な売り場での展開が想像できます。

また、つるっとした麺の美味しさ、自然派ラーメンに比べれば比較的パンチのあるスープ。ちゃんと、従来のインスタントラーメンの味わいもなんとなく感じられるから、自然派のラーメンはちょっと物足りない・・・と感じていた方にも満足いただけるかもしれません。なにより、動物性原料を使用していないので、ベジタリアンの方などの選択肢が増えるのはうれしいですね。

この記事を書いた人

米澤文雄シェフ

ORGANIC PRESS 編集部

『ORGANIC PRESS』は、オーガニック業界の魅力やトレンドを発信する情報サイトです。オーガニックに携わる企業や団体、店舗や生産者の皆様より発信される最新情報を中心に、オーガニック&ナチュラルに特化した情報を展開。売上向上のためのヒントや実務に役立つ情報、業務に直結する有益な最新情報など、オーガニック業界に役立てていただけるような視点でコンテンツをご提供しています。

ORGANIC PRESS 編集部スタッフが実際に試してみて、「実際のところどうなの?」という感想やレビュー等をご紹介。プラントベースやヴィーガンを通して“オーガニック”を選択肢のひとつとして取り入れてもらえたら・・・。この記事がきっかけとなり、サステナブルな未来への小さなアクションにつながれば、嬉しく思います。

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