便利なレトルトごはんもオーガニック

玄米菜食が基本のマクロビオティック実践者だけでなく、ベジタリアン、ヴィーガンの方の中にも、玄米を好んで食べる方は多いのではないでしょうか?

自分で炊く時間がない!家族が白米を好んでいるから、なかなか玄米食に切り替えにくい・・・という方には、レトルトご飯が便利ですよね。スーパーやコンビニで販売されているレトルトご飯は、ほとんどが白米です。最近は麦が入っているものや発芽玄米のごはんなどもありますが、意外と、レトルトの玄米ご飯って、オーガニックスーパーなどに行かないと手に入りにくいんです。さらに、有機JAS認証を取得したオーガニックのレトルトご飯を販売しているメーカーさんは、ごくわずかなんですよね。

ORGANIC STORY のレトルトご飯。パッケージも良くある感じと違って、スタイリッシュ!?英語の表記もあるから、外国の方にもわかりやすくてよいですね。

少なく見えるけど・・・

こちらのレトルトご飯は、容量160g入り。大手メーカーさんのレトルトご飯は、1人前180g~200gのものが多いので、ちょっと少ない・・・?という印象があります。容器自体も小さいので、もしかしたら足りない?

いざ、レンジで温めて実食!

レンジで温めてからちゃんとほぐして、ごはん茶碗に移し替えていただきます。

女性向けのお茶碗に多い、3.8寸(直径11.5cm、深さ5.5cm程度)で、ちょうどぴったりくらい!

玄米は、必然的によく噛むことになるので十分満足感もあります。レトルトご飯は1食ずつになっているので、一度温めたら残さず普通に食べきってしまいますよね。こうしたちょっとした積み重ねが大事なのかも。160g入りのごはんは、カロリーなど気にされている方などにも良いかもしれません。また、レトルトであってもちゃんとお茶碗に移してからいただくというのも、習慣にしたいものですね。

気になるそのお味は?

宮城県産のササニシキを使用しています。(2022年2月現在)有機米であることはもちろん、生産者を限定しているのも好感が持てます。

ササニシキもブランド米でありながら、近年はコシヒカリなどの品種におされている印象がありますが・・・。コシヒカリ系の品種はアミロース値を低めに品種改良されているため粘りと甘みが強く、ササニシキはアミロースを多く含んでいるため、粘りは少なくさっぱりとした味わいです。アミロースを多く含むお米はGI値が低く血糖値の上昇が穏やかなので、あえてササニシキなどの高アミロース系のお米を選んでいる方も最近増えてるらしいですよ!

良い意味であっさりとしていて、おかずを引き立てる飽きのこない味ですね。美味しいです!

この記事を書いた人

米澤文雄シェフ

ORGANIC PRESS 編集部

『ORGANIC PRESS』は、オーガニック業界の魅力やトレンドを発信する情報サイトです。オーガニックに携わる企業や団体、店舗や生産者の皆様より発信される最新情報を中心に、オーガニック&ナチュラルに特化した情報を展開。売上向上のためのヒントや実務に役立つ情報、業務に直結する有益な最新情報など、オーガニック業界に役立てていただけるような視点でコンテンツをご提供しています。

ORGANIC PRESS 編集部スタッフが実際に試してみて、「実際のところどうなの?」という感想やレビュー等をご紹介。プラントベースやヴィーガンを通して“オーガニック”を選択肢のひとつとして取り入れてもらえたら・・・。この記事がきっかけとなり、サステナブルな未来への小さなアクションにつながれば、嬉しく思います。

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