「HAYAMIの草ストロー」を販売する合同会社HAYAMIは、サボテン由来のヴィーガンレザーを使用した新ブランド「Re:nne」の立ち上げを発表。環境にも動物にも優しい財布の先行販売を開始しました。昨今、環境問題やアニマルウェルフェアが問題視されるファッション業界において、すべての人々が毎日の生活の中で無理なく、負担なくできる「サステイナブルな選択」を提供していきます。

目次

サボテンレザーとは?

サボテンレザーは、フタル酸エステルやPVCなど有害化学物質を一切使用せず、動物由来ではなくメキシコに大量に存在する「ノパルサボテン」から作られています。原材料となるノパルサボテンはメキシコ全土に存在し、成長に水をほとんど必要としないため、水の消費量を抑えることができます。また、同量の本皮に比べると、生産過程での二酸化炭素の排出量は約80パーセント削減することができる環境に優しい製品です。

サボテンの収穫後は、オーブンや人工的なエネルギーを使用せず、日光の下で3~4日間乾燥させます。その後、粉末状にしたサボテンを特許技術によって加工していき、ヴィーガンレザーにしていきます。これらの加工プロセスでも、殺虫剤や除草剤は一切使用せず、オーガニック認証を受けている100%オーガニックな製品です。

動物性の革の場合、濡れたままにしておくと、割れたり、腐食しますが、天然素材のサボテンレザーは通気性が良く、ある程度の湿度や水分であれば問題なく、紫外線にも強いため牛革より手入れが簡単です。合成皮革や人工皮革は耐用年数が低く、石油由来製品のため、持続可能性が疑問視される中、サボテンレザーは、100%天然素材であり、10年以上使用できる非常に耐久性の高い素材になっています。

「Re:nne」エシカルウォレット“Chitose”の特徴

◎自然由来の生分解性
一定の環境下で適切に処理することで分解されるため、プラスチックのようにゴミとして残存しません。

◎高い通気性
合皮と異なり、通気性が非常によく、水分や湿度に強い素材です。

◎お手入れが簡単
汚れがつきにくく、万が一、汚れてしまっても落としやすい素材です。

◎優れた耐久性
摩擦や伸縮、紫外線などにも強く、耐用年数が10年と非常に耐久性に優れています。

◎本革に近い手触り
海外の有名なコンテストで入賞するなど、本革に限りなく近い品質は世界でも認められています。

職人さんの“想い”が込められた手作り

エシカルウォレット“Chitose”は、海外有名ブランドなどのプロダクトデザインなども手掛けるデザイナーの監修のもと、昨年度から何度も日本の革職人とアイデアをすり合わせながら作成したデザイン性×機能性×環境保護の三つを両立させた製品です。より多くの方にご使用いただけるようにユニセックスなデザインにしました。

また、本製品は、日本で約90年以上続く老舗メーカーの職人さんによって一つ一つ手作りで作成されています。環境や動物保護だけではなく、一人一人の職人さんの“想い”が込められており、日常生活で使っているだけで、少しだけ幸せな気持ちになれるあたたかい製品です。

Re:nneについて

「Re:nne」は、ファッション業界の環境問題を解決するために、人々が日常生活で無理なく、負担なくできる“サステイナブルな選択”を提供する新サステイナブルブランドです。

ブランド名の「Re:nne」とは転生を繰り返し、生まれ変わり続けるという意味を持つ「輪廻」に由来しています。ロゴ左側のマークは、「巴」という漢字、Re:で繰り返しを表しております。生分解性サボテンレザーで作ったプロダクトが多くの人に愛され、世代を超えて、形を変えて受け継がれていって欲しいという想いを込めて「Re:nne」と名付けました。

▽Re:nne 公式オンラインショップ
https://rennetokyo.thebase.in/

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